【問】「消費動向調査」今年3月に「1年後今より物価が上がっている」と考えた消費者の割合は?
今回は消費動向調査についての予知問題です。
が、予想のしづらさと締め切りが近いこと、私が消費動向調査について全く良くわかってないことから、今回は予想というより、消費調査動向について軽くお勉強するといった感じの記事にしたいと思います。
まあ、いつも予想とは名ばかりの記事なんで問題無いでしょう(開き直り)
というわけで、内閣府が公開しているデータなどを参考にざっとまとめてみました。
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【解答】「消費動向調査」今年3月に「1年後今より物価が上がっている」と考えた消費者の割合は? - FTAで世界を知るまつり
消費動向調査ってなに?
消費動向調査とは、内閣府が毎月、全国約5061万世帯を対象に消費者の意識(今後の暮らし向きの変化、収入の増え方、雇用環境の変化など5項目)や、物価の見通しについて5段階評価で尋ね、その結果を加重平均して指数化した消費者態度指数を算出。
その指数によって景気の動向を判断するための調査のようです。
文章だけだとなんのこっちゃって感じなのでとりあえず内閣府のホームページから2月の調査結果の表を持って来ました。
出典:内閣府ホームページ (http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/2016/201602shouhi.html)
まず、最初に私がこの表をみたときの印象。
この数字なに表してるの?
まんまを書く「5段階評価でとったアンケート結果を加重平均して指数化した数値」で、いいと思うんですが(いいよね?)、引っかかるのが加重平均という言葉。
よくわからなかったので調べてみたところ、統計した数値を平均化する際にそれぞれの項目に比重をつけて平均化することを加重平均というらしいです。
普通の平均だと恐らく5段階評価ですから、平均値として3.4とか2.8とかその辺が出ると思うんですね。
で、それが加重平均になるその数値をそのまま統計しない。
内閣府のホームページで公開されている調査票を見てきましたが、例えば「あなたの世帯の暮らし向きは、今後半年間に今よりも良くなると思いますか、悪くなると思いますか」という問いに対する選択肢は以下の5つです。
さらに、横に加重平均する際に何点として計算するのかも付け加えておきます。
- 良くなる 1点
- やや良くなる 0.75点
- 変わらない 0.5点
- やや悪くなる 0.25点
- 悪くなる 0点
こうして比重をつけた選択肢を統計して、指数化するわけですね。
前掲の表を見てみると7ヶ月分が載っていますが40前後の数値を保っていますね。
この指数は50を超えていれば景気が良くなる見通し、それ以下なら逆に悪くなる見通しが立てられると見ておけばいいようです。
この基準をわかった上で見てみるともうしばらくの間ずっと景気は悪くなる見通しが立ってるようですね・・・。
まあわかるといえばわかりますが、こうして数字として突きつけられるとなんだか気分も暗くなります。
物価の見通しはどうなの?
出典:内閣府ホームページ (http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/2016/201602shouhi.html)
で、今回の問題になっている物価の見通しですが、こっちでも2月のデータを引用しておきます。
今回の問題になっているのは「今より物価が上がっている」と答えた人の割合です。
上記の表だと上昇すると答えている人の割合が対象ですね。
去年8月からの推移を見ていくと85%から徐々に割合が下がってきていますね。
ちなみに、選択肢と倍率は以下のとおりです。
- 70%未満 33.7
- 70~73%未満 16.7
- 73~76%未満 4.1
- 76~79%未満 2.8
- 79~82%未満 3.9
- 82~85%未満 12.7
- 85%以上 25.0
- 4/11(月)までに結果が公表されない・その他 29.9
これまでのペースで減少すると見ている人が多いのか76~79%未満が本命のようですね。
推移を見ていると大幅に数値が上下するということはほぼないようですね。
③~⑤の間がやはり現実的なのかな。
この辺の微妙な数字は流石に予想しきれないので・・・
いつも通り本命に乗っかり76~79%でいきます!!
間違えました。
今 回 は
本命に乗っかり76~79%でいきます!!
それでは、答え合わせはまた後日!